屋外広告物に関する特許出願が増加傾向 ( 記事の出所: 韓国特許庁 ) 2016.12.28
 
 デジタル技術を利用した屋外広告物に関する特許出願が増加している。

 特許庁によると、デジタル広告媒体分野の特許出願はICT技術の発展に伴って2000年以前まで毎年50件未満だったのが2001年から2010年まで年平均300件、2011年以降平均600件以上と、2000年以前に比べて約12倍増加した。

 屋外広告媒体として、かつては看板や広告塔、交通手段等が主流となっていたが、2000年代以降、有無線通信技術とディスプレイ装置を活用したデジタルサイネージ(Digital Signage、いわゆる「電子看板」)等のデジタル広告媒体が浮上している。

 代表的に、広告とユーザー、周囲の環境等が相互作用して作動する「インタラクティブ(InterActive)広告」が挙げられる。

 人が広告物に触ったらこれに反応して広告物が生きているようにイメージやサウンド等を変えたり、広告の表示時間を増やす技術がこれに当たる。

 また、周囲の環境変化をセンサーが感知して、広告イメージを変える技術もある。例えば、地下鉄が引き起こす風によって髪がなびくシャンプー広告が挙げられる。
最近では、拡張現実(VR)やメディアファサード(Media Facade、いわゆる「電子外壁広告」)等も新たな広告媒体として活用されている。

 デジタル広告媒体に席を譲った伝統的広告媒体においても従来の限界を克服するための技術発展がみられている。

 代表的な技術に「踊るエア看板」がある。踊るエア看板は、布で作った造形物の内部に空気の注入と排出を繰り返すことで、まるで広告物が踊っているかのように見せる技術である。

 初期はエア看板の形状や動作等が単純だったが、最近ではエア看板の動作を精巧に制御するだけでなく、音楽に合わせて踊る技術も出願されている。

 特許庁の関係者は「今年7月に改正された『屋外広告物等の管理及び屋外広告産業振興に関する法律施行令』の施行により、デジタル広告媒体等を屋外広告物として利用できる法的基盤が整えられたので、最新のICT技術を取り入れた屋外広告物関連技術開発が活発になると思う」と話した。

 
 
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