おひとり様用のデザインが人気 ( 記事の出所: 韓国特許庁 ) 2017.08.23

身世帯が増加する中で一人飯、一人酒だけではなく、単身世帯を対象にした産業分野でのデザイン出願が増えている。
 
韓国特許庁によると、単身世帯の増加(*)に伴い、シングルライフのスタイルや個性に合わせた生活容器やインテリア家具、小型家電製品などに関するデザイン出願が着実に増加していることが明らかになった。これは、単身世帯の数が500万を超え、消費額(**)も伸びたことを受けて企業がシングル産業における製品デザインの開発や出願に力を入れているためだと分析できる。
 
*単身世帯:2014年1月時点で687万世帯→2017年1月時点で745万世帯(2017年1月時点、行政自治部の住民登録人口統計)
**単身世帯の消費額:2020年には120兆ウォン、2030年には194兆ウォンに増え、4人世帯の178兆ウォンを超える見通し(産業研究院、「単身世帯の増加が消費支出に及ぼす影響分析報告書」)
 
一人飯族のための便利な生活容器 

生活容器は単身世帯をターゲットにしたデザイン分野の代表例だといえる。簡単に済ませる食事に対するニーズが増え、お弁当容器(食板(プレート)、使い捨て容器を含む)関連のデザイン出願件数は2007年の11件から2016年には113件へと10倍以上に増えており、今年7月時点でも70件が出願され、高い伸びを示している。これは、単身世帯の増加に伴い、食品市場で小容量製品と調理食品などに対する需要が高まったためだろう。
 
単身世帯のための多機能付きインテリア家具

単身世帯が増加することでインテリア家具分野でも変化が起きている。ワンルームや小型オフィステルで空間を有効活用することができる多機能付きベッドと勉強机に関するデザイン出願件数が急増している。2007年の6件から2016年には39件へと6倍以上に増え、今年7月時点では49件となり、すでに昨年のデザイン出願件数を上回っている。これらデザインの特徴としては収納空間の配置、USBなどのデジタル機器の利用可能、ソファ兼ベッド、勉強机兼食卓など多用途に使えるデザインを採用したことが挙げられる。
 
おひとり様用の小型家電製品

冷蔵庫や洗濯機、炊飯器などの生活家電分野でも購買力のある単身世帯をターゲットにしたデザイン出願件数が増えている。2007年には24件にとどまったが、2016年には約4倍増の94件となった。この製品の特徴はスリム型にミニマルなデザインを取り入れると同時に冷蔵・冷凍機能を充実させるなど、ホーム・ミール・リプレイスメントを頻繁に利用する、おひとり様の食習慣を反映したことである。
 
多機能付き小型冷蔵庫の出願件数は毎年10件を下回ったが、昨年は大幅に増加し20件となった。今年7月時点で17件が出願され、昨年より急激な伸びを見せている。多機能付き洗濯機の出願件数も毎年1~3件に過ぎなかったが、昨年は急増し、19件となった。
 
特許庁商標デザイン審査局の局長は「単身世帯の急増を受け、企業がおひとり様用の製品開発に取り組んでいるため、おひとり様用のデザイン出願件数も持続的に増え続けるだろう」とし「これに合わせて多様な機能と利便性を持つ、さまざまな形態の複合型デザインの出願増加を見込んでいる」と述べた。

 
 
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