特許、企業成長・起業における核心 ( 記事の出所: 電子新聞 ) 2017.06.09

6月8日、駅三洞にある科学技術会館で開かれた「第7回知的財産(IP)情報サービスSHOW&FAIR」で基調演説を行った、創造経済研究会の理事長は「特許を登録した企業の方が35倍速く成長する」と述べた。

理事長は米マサチューセッツ工科大学(MIT)教授の研究結果を引き合いに出し、事業登録証から分かる質的な成長要素として短い会社名(248%)、創業者の名を冠した社名(-70%、零細企業)、商標登録(501%)、特許登録(3,534%)などを挙げ、特許や商標など知的財産が起業の質を決める重要要素だと強調した。

続いて彼は、米イリノイ工科大学(IIT)の法科大学院および仏パリ国立高等鉱業学校(MINES ParisTech)の研究資料を基にIPスタートアップの成功率がもっと高いと訴えた。彼は「フランスの場合、IPを保有するスタートアップの累積成功率が高く、2007から2012年まで追跡観察をした結果、特許を保有するスタートアップの成功率は30%なのに対し、特許のないスタートアップの成功率は8%にとどまった」とし「成功率の差が実に22ポイントもあった」と述べた。

彼は「アップルがビジネスモデル(BM)としてプラットフォームを提示し、特許などのIPでハードウェアに差をつけて成功したように最近急増する企業価値1兆ウォン以上のユニコーンがアップルの戦略をベンチマークし、収益モデルを生んでいる」とし「低コストでハードウェアづくりが可能になった時代にはIPによる差別化で障壁を築く必要がある」と説明した。さらにIPによる差別化のための戦略的アプローチが必要だと訴え、「かつては6~9カ月かかった特許マップの作成がデータマイニングで2~3日で可能になった」とし「こうした技術を利用して特許の価値評価やポートフォリオ戦略、新事業の企画などにIPをより迅速かつ戦略的に活用すべきだ」と強調した。

他にも韓国科学技術情報研究院の研究委員が「第4次産業革命と情報分析の役割」をテーマに基調演説を行った。その後、マークプロ、ウィズドメイン、WIPS、レクシスネクシスの4社が、それぞれデータサイエンスに基づくIP判例の分析・活用(マークプロ)、技術+金融+特許=一つになる(ウィズドメイン)、異業種分野における特許情報の戦略的活用(WIPS)、次世代特許分析のソリューション(レクシスネクシス)といったIP情報の活用方法や自社のサービスについて説明した。
 


「第7回知的財産(IP)情報サービスSHOW&FAIR」が8日にソウル駅三洞科学技術会館で開かれた。


企業のブースでは特許情報のソリューションのデモンストレーションが行われ、IPサービスユーザーの関心が集まった。iptizenなどのソリューション業者、知的財産翻訳(IPT)コンソーシアムなど特許専門翻訳業者が自らサービスを紹介した。

韓国特許庁が主催し、韓国知識財産サービス協会、IP情報ユーザーフォーラム、韓国特許情報院が共同で主管した、この行事には約360人が参加した。

シン・ミョンジン記者 mjshin@etnews.com
 
 
 
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